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『地球白書』によると、近未来の地球の危機が色々見えてくる。人口と自然資源の関係も相当の危機にある。 〈淡水〉 現在、5億500万人が水ストレス状態か水不足状態にある。2025年までにこの数値は24億〜34億になると見られる(現在の世界人口のほぼ半分に相当する)。 〈耕地〉 1960年の一人当たりの平均耕地面積は0.44haだったが、現在では0.25ha未満である。不足に関する最も控え目な基準によれば、どのような国でも、食料の自給自足には最低でも一人当たり0.07haの土地を要する。現在はおよそ4億2000万人が極めて僅かな耕地で暮らしているが、2025年までに10億人に達するであろう。 〈森林〉 現在、1人当たりの森林面積が0.1haに満たない40ヶ国に18億人が暮らしているが、この数値は2025年までに46億人とほぼ3倍になるであろう。途上国の女性は薪を集めるために更に遠くまで歩くことになる。また、依然として世界の情報の大半を伝えている紙は、すべての人が入手しづらくなるであろう。 〈生物の多様性〉 世界25ヶ所の生物多様性の宝庫の内19ヶ所では、世界平均を上回る速さで人口が増えている。多様性に恵まれた地域の平均人口増加率は年1.8%で、世界平均を上回っている。 これらの数値が示す危機を僕らは実感できるであろうか。残念ながら僕には実感できない。あまりにも恵まれた生活をしているからであろう。多くの人が他山の石にしてはいないか。 |
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