モノ作りまち興しD
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作成日時 : 2008/05/02 09:34
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これまで、中山間地域の産業興しの場合、三点セットと言われるものがあった。「味噌」「醤油」「漬物」とされている。中山間地域には材料があり、容易に製品化することができた。だが、意外に成功したケースは少ない。その最大の問題は、近年の材料供給不足、販路が狭い、本物志向にこだわり過ぎると消費者の口に合わない、という理由が指摘されている。
川井村と藤田氏は、このような課題に実にうまく対応している。消費者の好みに機敏に対応し、製品を連鎖的に完成させ市場を確保するまでは委託生産に出し、その後、自社工場での生産につなげる、などは見事な手腕である。さらに、材料確保のために、休耕田に栽培を依頼し、農家所得を増加させ、産直施設を作り、女性や高齢者が希望をもつに至る。公社の従業者も若者から年配者まで、キビキビと働いている。地域の資源(人的資源も含む)を大切に、それに愛情を重ね、新たな可能性に向かおうとしている。(おわり)
(人口減少と高齢化に悩む過疎地の進むべき一つの姿を川井村に見ることができると思う。現在、日本は、特に人口の少ない地域は経済苦境に陥っている。これを克服するには、川井村のような計画的な取り組みを起点にして、各地の独自性を加味した、モノ作りまち興しが必要だと思う。たまたま読んだ岩手県川井村の実例から、日本の将来をちょっと考えてみた。)
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