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(新聞記事より) 赤澤経也(つねや)さん 枝豆の王様、ダダチャ豆。産地の山形県鶴岡市では「豆」といえばダダチャ豆、普通の大豆は「みそ豆」だ。 「一度に500グラムは食べるからな。ビール? 腹がふくれて豆が入らない。黙々と豆だけです。」 山形大農学部准教授。ダダチャ豆約40種を付属農場で栽培し、遺伝資源として30年以上守ってきた。 鶴岡市生まれ。庄内藩士だった4代前から、家にあった20アールの畑で豆を作っていた。晩生で味のよい「紫ダダチャ」と「彼岸青」は、いまも「赤澤豆」で知られる。 東京農大で育種を専攻。故郷にUターンし、枝豆の研究を始めた。枝豆は未成熟な大豆だ。おいしいといっても、食べ方の違いに過ぎないと、当時は研究者もいなかった。 「農場の台所に実験装置を置いて調べた。枝豆は、大豆に比べて甘み成分のショ糖やうまみの遊離アミノ酸がはるかに多いことが分った。そんなことも知られていなかった。」 品種改良で枝豆の甘さと香りが強まった。いまや「EDAMAME」は米国の辞書にも載っている。なかでもダダチャ豆は10アール当たりの収穫が300キロと、枝豆の3分の1。その分、うまさも凝縮している。 今月3日、研究者や育苗会社の専門家ら180人で作るエダマメ研究会から初のエダマメ研究会賞を贈られた。「来年3月の定年を前に感無量です。超早生の新品種登録などの宿題もまだ残っていますが。」 (こういう人は偉いと僕はつくづく思う。土に足がついた研究がこれからもどんどん為されてほしい。) |
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